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🗞️ Desire Paths, Untethered Roves

紀行集 (2012-2022)

日本語 7篇 ときどき追加

ナホトカと舞鶴 – Nakhodka, Russia & Maizuru, Japan By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

新型コロナウイルス禍による移動制限で旅立つことができない日々が続いても、多くの時間は旅について思いを巡らせている。これまでの旅、これからの旅。それらのつながり。過去の旅も、それを終えてから時間が経っているからこそ、ふとした光景が蘇ったり、その意味に気づいたりもする。旅にはやはり、実際の移動距離だけでなく、時間や情報などさまざまな「軸」があるのだろう。

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南インド、バックウォーター滞在 – Kochi, India By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

「移動型」を自認する私は、旅先で一箇所に長く滞在することは多くない。一都市に留まることさえ少なく、同じ宿に長期滞在したことなど、ほぼない。しかし昨夏は違った。南インド・ケララ州のアーユルヴェーダの宿に1週間滞在したのだ。目的はインド医学の本場で施術を集中的に受けること。首肩の凝り以外は特に身体に不調はないが、心身のデトックス効果を勝手に期待した。とはいえ、そこにあるのは伝統医学、菜食、アーユルヴェーダ、生薬、ヨガと、どこか神秘的で、ともすれば怪しげな印象のものばかりである。若干の警戒心を抱きつつ、それでも南インドの空気に浸る心地よさに惹かれ、ふらふらとケララに赴いた。

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美しく穏やかな(ほぼ)白夜の旅路 - Stockholm & Abisko, Sweden By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

夏の初めにスウェーデンにしばらく滞在した。酷暑の日本を急遽抜け出す避暑の旅、ではなく、昨冬からぼんやりと計画していた長旅である。ひねくれた旅人の私は、これまで厳冬にしか北欧を訪れたことがなく、改めて短く美しいというスウェーデンの夏を体験しようと思ったのだ。今回はそんな首都ストックホルムと北極圏アビスコ国立公園への旅の記録である。

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神の客 になる中央アジアの旅 【前編】- Kazakhstan and Kyrgyzstan By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

世界地図を眺めながら、ユーラシア大陸の中心はどこか、と考えていると、中央アジアに目が留まる。かつて大シルクロードの主要ルートが通り、今も多方向に広く開かれていると思われるエリアだ。もしかしたら、そこはあらゆるモノや人が行き交い、集積し、融合する、豊かな土地なのではないか。そんな勝手な想像を抱き、そしていまだ体感したことのない色と音と匂いに惹きつけられ、ユーラシア大陸のど真ん中、カザフスタンとキルギスタンを旅することにした。搭乗するのはカザフスタンのフラッグキャリア、エア・アスタナだ。この旅行記はそんな中央アジアへの陸旅の記録の【前編】である。

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神の客 になる中央アジアの旅 【後編】- Kazakhstan and Kyrgyzstan By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

「突然の来訪者は神の客」ということわざがあるという、中央アジア、カザフスタンとキルギスタンへの旅。【前編】では、エア・アスタナでカザフスタンのアルマティに到着し、キルギスタン中部の山岳湖、ソンクル湖畔まで移動した。ユーラシア大陸のど真ん中を体感し、旅のエネルギーをフルチャージしたところまでをお伝えした。この【後編】は、そんな陸路でめぐる中央アジアの旅の続きである。

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とりあえず平和な台湾金門島 - Kinmen Islands, Taiwan By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

台湾の金門県は、大金門島・小金門島など12の島からなる離島県。台湾本島からは南シナ海・台湾海峡を挟んで約200キロ離れているが、中国本土の厦門(アモイ)までの距離は10キロにも満たない。ここは、大陸中国の喉元に突き刺さるように位置する「もう一つの台湾」なのだ。

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スカンジナビア最北 キルケネス - Kirkenes, Norway By kkyam + riito_s ▸ 冒頭を読む

オスロ国際空港に降り立った瞬間、息を呑んだ。ターミナルビルの内装は、ノルディックスタイルの、洗練された簡素美を基調としながら、ふんだんに天然木材を取り入れている。入国審査場のフロアにまで木製の床材が施され、その美しさと温かみは視覚だけでなく、足裏からもじんわりと伝わってくる。周囲からは心地よい森の香りが漂い、それは人の本能的な幸福感やさしく刺激する自然の芳香だった。世界の空港で木材を活用した建築を目にすることは珍しくないが、これほどまでに自然との調和を追求した空港は初めてである。

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